22の手習い。元文系学生、猫太郎、サイバーセキュリティの世界に飛び込む。

APU(マレーシアの大学)でサイバーセキュリティを学ぶ22歳気まぐれ猫太郎の日記。

オッケラ~、明るい人生を歩む秘訣?

こんにちは、中華系マレー人のルームメートと夜な夜な雑談をして少々寝不足な猫太郎です。下手な英語でも聞いてくれるもんだから、つい調子に乗ってマレーシアや日本のことを互いに質問しまくっています。気づいたら明け方の4時だった、なんて…

いやぁ、若いっていいもんですね。

 

さて、本日はそんな彼女との会話で聞いた面白い文句をご紹介したいと思います。

ずばり、’’ It's not my fault but their(Company) blame. They are useless, not me."

「私が使えないんじゃなくて会社が使えないのよ。これ以上、私をまともに扱えもしない組織にとどまって私(ストレスや自殺)が損をするより、現状を変えるほうがはるかにいい。たとえ職が見つからなくても、無能な会社に人生棒に振るよりはマシ。」と言ったところでしょうか。

 

彼女曰く、大半のマレーシア人ワーカーはこんな感じのスタンスだとか。謙虚であることはこの国でも美徳とされるようですが、何を差し置いても自身を大切にすることが優先。その結果、このような体になるのだとか。おかげで(?)毎週のように通勤電車が止まるようなことは無いそうです。

 

朝の9時に出社したと思ったら10時からお昼の2時までランチタイムなんて言うこともあるそうです。おかげで仕事の進捗状況が芳しくなく、そのあおりを受けてか、猫太郎の学費もかなり遅れての到着になってしまいました。全体的にスローペースなんだそうです…。なので日本とは真逆の原因で生産性が低いそうです。

 

仕事は自身の生活を支える中でも大きなウェイトを占める手段ではあります。

しかし、手段に自身の人生を侵されるのはあってはならないことだと思います。

組織の軋轢に耐え切れず体を壊したり命を落としたり、こうして記事を書いている間にも日本のどこかでサザエさん病の社会人が命を絶とうとしているかもしれません。

 

そうなる前に一度、逆の発想を試してみてはいかがでしょうか。

会社組織という集団とそれを構成する一個人、狭義での会社は人間ではありません。

抱えている肩の重荷を組織というモノに押し付けても一個人のように簡単に押しつぶされる可能性は低いでしょう。

 

少なくとも猫太郎はそれも一つの有効なストレスマネージメントだと考えます。

勿論、反省を活かして経験の糧にすることは大切です。しかし、命を落としたり自身を粗末にすることとは別です。

 

若手の人材不足を背景に目覚ましい大卒内定率上昇を声高に叫ぶメディアを見かけます。

しかし、その裏では思い通りの人生を歩めず、一筋縄では行かない人たちもいます。

働き始めたとしても社会保険だの税金だの、年金だのと何かと理由を付けては差し引かれ、手元に残ったお金では家も車も旅行も消費することができない…なんてそんな若者の嘆きを聞いたりもします。人生のお日様が完全に陰る前に彼女の名言を頭の片隅に置いといてみてはいかがでしょうか。

 

’’ It's not my fault but their blame.
They are useless, not me."

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。またお会いしましょう!