異文化であろうとなかろうと相手の背景を考えるって大事 - 22の手習い。元文系学生、猫太郎、サイバーセキュリティの世界に飛び込む。

こんにちは猫太郎です。最近越した近所のチーズケーキが気に入ってほぼ毎日通っています。ケーキつながりで、バタークリームとマジパンにはやたらと厳しいデブ猫でございます。（小太りと言え、小太りと！！）バタークリームとマジパンは鶏肉でいうところの胸肉的な部位、つまり食べ物ですらない、と固く信じて早24年。とか言いつつバンバンジーサラダをうまたらしそうに舌を出して食べているのはどこの下衆猫でしょうねえ…？（ギクッ）食べ物は食べ物、生きているものたちから命を奪っていただいているわけですからありがたくいただかなければですね。

f:id:keroyonnkerokero:20201121024428j:plain

さて、そんな我儘猫太郎ですが、この度性懲りもなく3度目の引っ越しin Malaysiaを敢行いたしました（パンパカパーン！！）マレーシアにきてそろそろ2年が経過しようとしていますが約8か月ごとに引っ越しを繰り返していることになりますね。うん、電卓と睨めっこするのが恐ろしい…まあ何とかなります、てか何とかします。（汗）

アパートの契約が更新になるのとハウスメイトでクラスメイトの愚痴っぽいゴシップ好きインディアン女子と大喧嘩したのとで退去することにはなりましたが、いやあ、あれはあれで楽しかったです。言いたいことを口汚く英語でしかも淀みなく言える程度の語学力が身についてたことも判明したし、新居の眺めも良いし、アパート内に食堂があるから料理しなくて済むし、ムフフ。

大喧嘩をしたとはいえ言いたいことをきちっと口に出す大切さを教えてくれた彼女には感謝です。言わなくても分かってくれるだろうという甘えは心の清潔を保つ最も遠い手段だということを彼女は教えてくれました。歩く陰口マシーン、クソを吐き散らかすだけのお暇ンコブス（手前の糞も回収できないので必然的に聞き手である相手が彼女の糞を集める便器になるのです。そう毎日のように。）と高を括っていた視野狭窄な猫太郎が今では恥ずかしく感じます。どこの馬の骨とも知れない外国人猫太郎と共に家を貸り、一緒に生活をし、日ごろ助けてくれたばかりではなく、言葉にして話し合いの場を持つ大切さと勇気を見せてくれた彼女に感謝です。Nandri！！

今思えば、事の発端ともなった猫太郎から見た彼女の度重なる陰口というのは、ただ単に一人称視点から見た日常の出来事に感情に関連する言葉を多用して語られる日常会話だったのかもしれません。つまり、私の思っていた彼女の愚痴っぽさというのは会話の方法や生活習慣の違いから来る捉え方の違いで、彼女にとっては何気ない会話を楽しむ親しみの現れだったのかもというお話です。

というのも私の周りの数名のインディアン、特に彼女は毎日2～3時間置きぐらいに家族と連絡を取る姿を見かけていました。あるとき彼女になぜ頻繁に家族と連絡を取るのかと聞くと、マレーシアンインディアンは幼いころからその日あった出来事やその時に抱いた自分の感情を事細かに家族に伝える習慣があるのだということを言っていたのです。日常に起きた愉快なことも不愉快なことも全て一連のストーリーとして話すのであって、陰口や悪口のように捉えてはいないのかもしれません。

特に彼女の身の回りでは家族や友人との連絡を密に取り合って絆を強固に保つことで困ったときも助け合って生きていく、というのが彼・彼女らのスタイルなのだそうです。だから自身に起きた出来事やその時抱いた感情を話すということは親しみの現れなのだとか。

つまり、猫太郎から見れば彼女の発言は感情的で一方的な視点で語られる陰口や噂話だったのですが、彼女からすれば自身の身の回りに起こった出来事を共有して親愛を示してくれていたのかもしれません。（話す時の顔の近さが半端なかった。ヤベッ顔デカっ、てか顔の輪郭四角っ、目デカくね？羨ましっ！！主張激しっ！！とか思ってたのも彼女の親しみの表現だったのだと思います。）確かに以前、私が「陰口に口動かすパワーあるならレポート仕上げるのに手も動かそうぜ！！」と発言した際、「陰口なんかじゃないわよ！」なんて一連の会話も、そうした生活の些事を事細かに話す会話の習慣という背景からだったのかな、と思います。

怒り心頭の猫太郎は彼女に向って「裏の口では糞垂れて、上下の口からはナニ垂れ流してんだろうな？口がいくつあっても足らんだろうから新しいのこさえてやんよ、あん？このB****が！！（日頃彼女にB****と裏で言われていたのを知っていたので同じB****は必須ワードだったのです。フンッ）」とかひどい言葉をかけてしまったことを猛省しております。（日本語だったら絶対に言わないセリフを吐いてしまった自分が非常に恥ずかしいのです。しかも素面で…）彼女の話していたことを振り返ってみればもっと違ったものの見方ができたはずなのに猫太郎はひどく想像力の欠けた残酷な発言をしてしまったことを白状します…。さてダラダラと書き綴っているうちに2000文字超のメンヘラ・グチグチ日記が出来上がりつつあるので本日の結論に参ります。

本日の結論：